1月23日






今日の天気を考慮して昼ﾒｼ食ったら現☆場終わりだ

そして

今日は俺の誕生日でもある



祝われて嬉しいお年頃でもないですし

特別な日とも思わぬようになって幾星霜だが

せっかく誕生した日が半分お休みになったのだから

くそ寒いけどシロクンに会いに行って祝って貰おうかな

ということで

海つく



海沿いにも少しだけ雪が融け残っていた

さぞお外は寒いんだろうな

と、車外気温計に目を遣ると

いちおう6℃と表示されていた

6℃つっても寒いもんは寒いので

万全の防寒着で挑む

 

着るお布団と言われるN-3B

その下に厚手のﾄﾚｰﾅｰおよびｷﾙﾄのﾂﾅｷﾞあんどﾛﾝT2枚重ね

首元にﾏﾌﾗｰあんど徒歩でシロ探しの際にはﾌｰﾄﾞも被る

手袋もする

足元は毛玉だらけのﾓｺﾓｺの靴下を履く

これで寒さ対策ﾊﾞｯﾁﾘかっつうと

これでも寒いんだよな.......

歩いてれば摩擦熱が発生するけど

シロクンを膝の上に抱いていると動けぬので

深々と体が冷えてくるんだよな.......

ということだったが

間が悪く

島駐車場に車で下りたと同時に雨が降ってきた



西からの雨風が強く窓にﾊﾞﾀﾊﾞﾀと叩きつけてくる

北向きよりかマシか

海沿いの北風は鼻先が赤くなるくらい冷たいのでな





ということで

そのまま車内で雨脚が弱まるのを待っていたが

10分ほど経過しても弱まる気配がありませんので

仕方ない、傘を差しながらシロ探ししよう

ということで

1度 とくおお の路地を往復してみたがシロクンからの返事ない

雨が降ってるからなあ.......

今日は無理かなあ.......

などと思いつつ

もう1度 とくおお の路地に引き返してみる

その途中

塀垣越しに とくおお のボイラー小屋を覗いてみると........




んん！

 

あいつ、どこに乗っかってるんだ？

スチーム配管の上に乗っかっているのかな？

んんん！　シロクン気づいたかな？

 

あの猫野郎

やっぱりここのボイラー小屋を寒い時期の塒にしていたんだな？

たまに排気の近くで暖を取っているのか

毛皮が煤まみれの時があるんだよな

それを、おまえ、あれ、毛づくろいで舐め取る事になるんだから

体に悪いぞ と 念を送ってたんだけど

仕方ねえもんな　寒いんだしな

つってたら

塀垣の裏から顔を出したシロクン



気づくの遅いなあシロクン

さては少しｳﾄｳﾄしてただろう？







ということで

雨を避けた場所で牛乳のんでるシロクン



いちおう牛乳が冷たいとアレだろうから

N-3Bの内ﾎﾟｹｯﾄで温めながら歩いてきたんだけど

あんまし変わらんかったか.......

シロクンの大好物は牛乳で間違いなくて

喉を う～ん う～ん と鳴らしながら飲む程の好物らしいんだけど

最後のほう臀部と尻尾が小刻みに震えだすんだよな

きっと牛乳が冷た過ぎて体が冷えるんと思う

ということで

さっさとほら乗ればいいじゃない




まるまったなあ～　

 

最近は牛乳のみ終わった直後に膝をﾎﾟﾝと叩くと

3秒で乗ってくるようになったな

食後の毛づくろいもせずに牛乳でﾋﾞｼｮﾋﾞｼｮの顔のままな

シロクンはけっこう大雑把な猫なのかも知れんな

あ、そういえばシロクン

俺 誕生日なんだけど

なんか猫なりに祝いの言葉とかないだろうか？

と、心で念じてみたが

ﾌﾟｽｰ......  ｽﾌﾟｰ.......　という寝息しか返してこなかった

あ、ありがとう　俺は幸せだ とても好い誕生日になりました

ということなんだけど

俺はともかく

シロクンの誕生日を知りたいな

シロクンが子猫の頃とか1度触れ合ってみたかったなあ

今ではこんなドスコイ☆ニャン太郎みたいな風貌だけど

子猫の頃は小さくて それはそれは かわいかったんだろうなあ

ということなんだけど

今日の夜遅くから天気が大荒れなるみたいだから

油断して猫風邪など拗らせる事無く無事に過ごして欲しいな。