7月5日
この前の現☆場の残り昼過ぎに終了
この日はそう
ワン☆チャンスあったのだ
いや
ワン☆チャンちがう
ニャン☆チャンスあったのだ
シロクンに会えるニャン☆チャンスあったのだ
ここの現☆場が早く終わったら
家族で海の家のメンテナンス行くぞ
ということになっていたのだ
つっても
いくら我が身家族の用事つっても
こうやって土曜に使わされているんだから
俺的には仕事で拘束されているのと一緒だ
そっこうで終わらせる
ドア☆ノブ☆レバハン交換じゃ
外ドア☆ノブと内ノブの経年劣化の違いじゃ
外ノブなんかフジツボが張り付いていた跡みたくなっている
潮風じゃ・・・ 全て潮風が悪いのだ
他に
ノブ交換、デッキの木材に巣食うアリンコ退治、庭木のお手入れなどをした
あと
室内のゴミなどは母が纏めてくれた
母 『 なんでこんなに猫ちゃんのエサのゴミがあるの? 』
えっ! そっ、それは、まあ・・・
ほら、前の夏に1匹野良猫が住み着いたっていったじゃない? あいつのだよ
母 『 でも、その猫ちゃんは居なくなったんじゃなかった? 』
そっ! それは・・・
居なくなったのはそうだけど・・・ どっかで生きてるよ・・・
母 『 冷蔵庫の中にネコちゃんの牛乳が2個も入ってたんだけど 』
ぎゅっ! 牛乳はそれはそれアレだよなんだあの・・・
はああ・・・
下の港にカワイイ野良猫が居るんだよっ!
そいつにあげてるんだよっ!
母 『 ほう・・・ カワイイ・・・ どんな猫か? そのカメラに写ってるの? 』
あああああ! うっぜえええ
こんなだよほら
母 『 あら、キタナ・・・ ちょっと年取った猫やね 』
だまれ母小僧!
母になにがわかる! シロクンはドラ猫ぞ!
それに
シロクンはそんなに年寄りの猫じゃないぞ
しかも
最初に汚いと言いかけただろ?
許さねえ・・・ 俺の最高の猫友を馬鹿にしやがってからに!
ということで
後は任せた
俺は港のシロクンまでネコちゃんの牛乳とどけないと駄目だからな
時刻はもうすぐ午後4時30分
シロクン的にも影が伸びていて好い時間だろう
つってたら
あれっ? シロクンが珍しく島駐車場をほっつき歩いてる
あいつめ! ついに港猫に復帰したのか!
やったなシロクン これでまた港のシロクンだな
次は喧嘩に負けるなよシロクン
さて
ちょっと前まではこっち側の港にも近づきたがらない様子のシロクンだったけど
今日はもう大丈夫みたいだな! 尻尾もピン!と立って勇ましいなシロクン!
さあ、お久しぶりのシロクンと短突堤だ
ここの影に潜めば
観光客らの目から逃げられる
やっぱりシロクンと短突堤に居るのは楽しいな
ん? どうしたシロクン?
おい、やめろ! チンコ踏むな!
白猫よ、なにをそう怒り荒ぶるのか? 鎮まり給え!
おい、やめろ、俺のチンコ踏んだままじっとするなって!
ぎゅうにゅう・・・
わかったよ
ほんとシロクンはネコちゃんの牛乳好きなあ
高いんだぜネコちゃんの牛乳
『 きょうのオレは、まだのめるきがする・・・ 』
ほんとう? 吐かない? 吐いたら意味ねえんだぞシロクン?
ゲフッ!
結局200mg全部飲みやがった・・・
今日は残されても困るアレだったからいいけど・・・
おっ、今日はまた新しいくっ付き方だなシロクン
フム顔のオッサン猫なのに、こういう事してくるからカワイイんだよな・・・
その後
シロクン道場が開かれた訳だが
よく見たら右前足の肉球が!
なるほど・・・
見た目では左前足のほうが傷が酷そうだったのに
右前足をびっこ引いて歩いていた訳が分かったよ
このように右前足の肉球を猫爪で切り裂かれていた訳だから
右でびっこ引いてたんだな
でも
今は普通に歩いてるし
この傷もカサブタが剥がれたら完治だな
さ、港の船のトコに戻ろうシロクン
やっぱりシロクンには港が一番似合うよ。