5月4日
海遊びを終えてMに海の家まで送り届けてもらい
シャワーを浴びてからシロクンに会いに行った
残念ながら今日の俺の体力は既にレッドゲージに突入している
ですので
もしシロクンが港に居なかったらすぐさま撤退するつもりで
島駐車場に到着
時刻は午後6時10分
たかし丸 の下を覘いてみたがシロクンいない
やっぱり今日は観光客が物凄かったから
高台のほうへ避難しちゃったのか
しかしながら
そっちまで歩く体力は俺には残されておらぬ
無念だけど今日は大人しく諦めて帰ろう
つってたら
短突堤の方からニャーニャー聞こえたので
漁具小屋正面に移動してみると
シロクンでてきた
まだ島駐車場に居残ってる観光客も多いのに
こんな騒がしい場所にシロクンが居てくれたなんて幸運なこと
ご褒美に俺の指の臭いを嗅がせてやろう
漁具小屋裏のベンチに座ってそんな事をしていると
すぐ目の前の落下防止フェンスにトンビが舞い降りてきた
間近で見るとトンビけっこうでかい
時々、首を傾げたりしながら俺とシロクンの事を観察している
たぶん俺が手元でデジカメを弄ってるのを
餌かなんかと勘違いして舞い降りてきたようだ
ああ、出来ることなら教えてあげたい
俺に鳥語が出来るなら教えてあげたい
こんなとこで油売ってるなら
その立派な翼で自殺岩場まで飛んで行け
今はゴールデンウィーク
現時刻でも観光客が寝惚けたボーイスカウトみたいな顔して沢山歩いてるかもだぞ
その寝惚けたボーイスカウトの手には焼きイカ、ソフトクリーム
まさにイージーターゲットですぜトンビさん ぐへへ
ということで
こちらを観察しているトンビを観察し返してやって
デジカメ弄りながらベンチに座り直そうとしたら
ちょうかわいいシロクン撮れた
これはシロクンベストに間違いなく入る写真だぜ
時刻は午後6時30分でありまして
あたりも少し薄暗くなりシロクンの黒目が少しだけ拡大してきたところに
おっ! カリカリだすのか? はやくだぜ!
と、期待と興奮が合わさっての更なる黒目拡大になった訳だ
でも耳が切れちゃったのが勿体無いな・・・
ですので
もう1度頼むシロクン
あと1回だけさっきみたいな写真撮りたいんだ
さあ、さあ、こっち見ろ~シロクン、こっち見ろ~
つって撮れた写真が
このオッサンみたいなフム顔の写真だ
それでも諦めずに続けざまにシャッターボタン押したら
さらにフム顔のピンボケ写真になったぞ
なぜだかシロクンのフム顔を見ていると
そのフムッ!とした部分から生えているヒゲを引っ張りたくなる衝動に駆られる
さて、海遊びも出来たしシロクンにも会えたので
そろそろ帰ります
今日は然程気温は上がらなかったが
夕刻になっても生温かい南風が吹いていたので
削られていた体力的にも助かったぜ
ジイサンバアサンじゃないけど
こんな日は海に向かって手を合わせたくなるよ。