ちょっと前の海の家で夜間のこと
ハンモックで揺られながら漫画を読んでいると
室内の電灯カバーに
バチッ! パコン! ビシッ!
と
なにやら大きな羽虫が ぶち当たる音がするんだよね
あの羽虫の大きさは.......
アブじゃないといいけど.........
カナブンとかかな?
と、思いつつ
キンチョールを片手に室内を見回してみると
あそこになにかいるわね!
セミであることこのうえなく
シロクンの お弁当箱で捕獲
ニイニイゼミと思う
しかしながら
最近はシロクンの お弁当箱で だいたいの虫を捕獲できるスキルが身に付いたな
それはまあ置いといて
どっから入ってきたんだよ
セミみてえな顔しやがってよお
出て行け! この家から! 出て行ってくださいよお!
つって
玄関戸を開けてリリースしてやった
ということだったが
一息つく間もなく
なにかの気配を感じる........
4匹もニイニイゼミの野郎が網戸に!
なあにこいつら........
集光性があるのか?
ということを考えながらも
右手の指先はデコピンの形に整っていまして
ミ゛ッ!
ミ゛ッ!
ミ゛ッ!
ミ゛ッ!
ということで
4匹全部網戸から吹っ飛ばしてやりましたわ
だって
もし鳴かれたら困るもの
ここで4匹ものセミに鳴かれたら海の家がセミのスピーカーみたいになってしまうやろ?
明けて次の日
カーテンにセミ
ニイニイゼミか.......
まじでどこから入ってきた?
網戸に大穴でも開いてるのか?
でも、それだったら蚊とかも入ってくるだろうし
一夜の間に どこも蚊に刺されていないし
そうすると
セミだけが入ってきた事になるんだけど
とにかく、いやなセミだなあ!
ということで
またしてもわざわざ外にリリースしてやり
室内に戻ろうと玄関戸のドアノブに手をかけたとき
完全にセミがいる
おかえりなさいあなた ご飯にする? お風呂にする? それとも........ セミ?
ああ、今日はセミにしようかな?
などと思う筈もなく
あっ! もうこいつキンチョールで殺そ! と思いました
これで昨日から3匹ものセミがインサイドのインサイダーのセミだぞ
これはもう殺意の衝動に目覚めるというもの
ということで
俺の殺意の衝動に気づいたのか
このニイニイのセミ野郎は玄関戸を開けた瞬間に
ミ゛ッ!
つって外に飛翔していった
どなたかうちの家にもセミ入ってきますよ~ セミ困りますよね~
という家ありますか?
あんましないだろセミ入ってくる家
3匹もだぞ
どうなのかな?
もうぼくセミのこと大嫌いになってきたよ。