4月17日
前日の16日
たぶん2時間近くシロクンを捜し回ったけど
とうとうシロクンに会えなかった
シロクン....... 死んでしまったのか.........
それとも縄張りを捨てて何処かに旅に出てしまったのか
いやいや
今まで身体を傷だらけにして死守してきた港の縄張りを簡単に捨てる筈がない
そう考えると
やっぱり死んじゃったんかなあ........
ということで
明けて翌日17日
午前10時過ぎに起床したが
外の様子を見てみたら大荒れと言っていた予報通り強風でゴウゴウだ
強風つうより もう突風が吹き乱れている感じだなこれ
太陽は照っているのに なにこの天気.........
やっぱり今日は海行くの無理かな.......
つって
家で昼メシくってたら
なんだか風が弱まってきた感じ
これは、これだったら海行けるかも知れん
つっても
海まで出られたとしても
きっとあっちのほうが突風吹き乱れ状態かも知れん
そんなだったらシロクンを捜すのは無理だ
だけど.......
無理だとしても
無理だと分かっていても行かねばならぬ時があるわよね
男ならですわゾ
さあ、海に向けて出発ですわゾ~!
ということで
途中の田んぼ地帯 滅茶苦茶かぜつええ!
橋の上もヤバかったけど
田んぼ地帯ハンドルとられるくらい風強い!
ということで
とりあえず途中のサークルKの駐車場に避難して考える
停めてるくるまカーセックスばりに揺れています
ああ、シロクン
俺の親友 俺の兄弟
これは駄目かも知れんぞ........
だけども
男なら駄目でも行かねばならない時がありましてよ
こんな事で折れてしまうワタクシとシロクンの友情ではありません事でしてわゾよ~
おーーーっほっほっほ
ということで
なんとか海まで横転する事なく無事に到着す
そしてから
海まで出てみたら逆に風が弱い事に気づいた
つっても
ついさっきまで相当な風が吹いていたであろうこと
電線に折れて飛んできた松の枝が引っ掛かっていた
ということで
こんな天気ですし島駐車場にも空きがあるだろうと考えて
車で港まで下りてみましたら
思惑通り空きがありましたので そこに駐車して
シロ庭まで徒歩で歩いていく
シロ庭で音を出してみたが
シロクンからの返事ない
現在午後3時ですから
シロ庭周辺にシロクンが居がちな時間帯だけど
ここらに居ないって事は
やっぱりシロクンの身に何かあったんかな.........
つって
シロ庭と逆方向に振り返ってみましたら
ああっ!
そんな....... シロクン........ 死んでる!? (口元を手で覆いながら)
あんな所で骸を晒しているなんて........
野良猫だったらもっと上手く身を隠せる場所があったろうに..........
うわーーん ゴメンなシロクン もっと早く見つけてあげられたらシロクンのこ........
シロクン 『 にゃーーーーーーーっ!!!』
俺 「 わーーーーーーーーーーっ!!!」
シロクン・俺 《《 にゃわーーーーーーーーーっ!!! 》》
に
ゃ
わ---------っ!!!
ということで
よかった、よかった、シロクン生きとったか
それにしてもシロクン、アレだぞ
なんで昨日は出てこなかったんだよ?
心配したんだぞ
さらに今日なんか
こんなな雑な場所で雑な寝方しやがって
一瞬まじで死んでるんじゃないかと思ったんだぞ
まったくもうシロクンというヤツは!
ということで
途中のコンビニで購入した缶コーヒーに付いてた おまけ のベガによって お仕置きを受けてもらうぞ
シロクンはベガのこと知らないだろうから
いちおう説明してやるぞ
ベガはシャドルーという悪の組織の総帥だ
必殺技はこれだ サイコクラッシャーアタックだ サイコパワーによって分厚いコンクリートも粉砕する威力だぞ
ということで
今からシロクンには俺を心配させた お仕置きとして
ベガのサイコクラッシャーアタックを受けてもらうことになったぞ
可哀想だけど仕方ない
だって お仕置きだもの
ということで
サイコォォォオオオオオ
クラッシャァァァァァアアアアア
アターーーーーーーーック!!! どごおおおおおおお
重点的に お鼻を狙ってサイコパワー叩き込んだる!
さらに駄目押しの
サイコクラッシャーーーーーーー
アターーーーーーーーーーーック! どごおおおおおおお
ということで
話は変わるけど
シロクンは前の週から右手に怪我を負っているんだよな
ですので
右手を折り畳むと痛いのか
こんな感じで放熱してるみたいな座り方になっている
そんなに大した怪我ではなさそうなんだけどな
もしかしてアレなのかな?
右手はシロクンにとって利き腕で大切なモノであるからして
それが使えないとなると喧嘩に不利なのかも知れないな
なので昨日は何処かに隠れて出てこなかったんかも知れないな
大変だったなシロクン
今は安心していいのだぞ
俺もベガも居るからな
などと
シロクンを安心させといてからの
不意打ち サイコクラシャーーーーーーーーーーッ
アターーーーーッ ぬわあ! なんということだ!
なんのベガワーープ!
ワタシのサイコクラッシャーアタックを止めるとは
なかなかの猫だ
どうだ? シャドルーに入らぬか?
共に世界を征服しようではないか
ぬわーーーー またしてもこのようなことに!
なんのベガワーーープ!
ということで
このようにしてシロクンにちょっかいをかけていたが
だんだんとシロクンの瞳に怒りの色が宿ってきたので
ポケットにベガを仕舞い込んだ
とにかく
シロクン無事で良かったのこと
それでもアレだ
きっと色々と苦労したんだろうと思うので
肩のとこマッサージしてあげよう
きもちよさげ
昨日の事もあったから
今日は長い間シロクンと一緒に居たな
何か困った事があったらば すぐに俺とベガの事を呼ぶんだぞシロクン
そうすれば風呂に入っていようと仕事中であろうと
ダブルニープレスで回転しつつ途中の建物や車を破壊しつつ
最後はサイコクラッシャーアタックでシロクンの元まで飛んで行くからな
出来る限りでいいから元気で長生きしてよねシロクン。