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4690と38の日記

シロクンとユキちゃん

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シロクンとユキちゃん






3月2日





いつものように

島駐車場に車を停めたが

きっと今日もシロクンは港には居ないだろうな・・・・

と、思いまして

駐車場正面の集落の路地裏でも探しに・・・・・

つってたら



シロクン! 元気だったか!

今日は港の近くに居たんだな珍しい。

ということなんだが

あぶねえ! そんな車道を歩くと危ねえぞシロクン!

そう、そう、そういうとこ歩こうなシロクン。



ということで

なんかこっち側は北風が冷たいので

長突堤の根元らへんの風を避ける場所へと移動する。

 

今日はちょっと港内が寒いけど

いつもみたく高台のほうに避難してなかったのかシロクン?



そういえば

耳は? 耳の怪我、少しは治ったか?



この前より悪化したような感じだな・・・・。

新たに猫妖怪耳しゃぶりにしゃぶられたような感じではないけど

カサブタの面積が多くなったみたいだ。

もしかしてアレか?

治り掛けのカサブタが痒いから

自分で耳先を齧ったりしてないかシロクン?

ということなんだけど

傷で脱毛していた部分に新しい毛が生えてきてるようだから

綺麗にカサブタが取れたら完治しそうでもあるな。







つってたら

長突堤の根元までもうすぐ

というところで

島横漁村のユキちゃん出てきた。



おいおい

シロクンの目の前で俺に匂い付けするのは駄目だな。



シロクンに怒られるぞ・・・・。

つってたら

シロクンは地面に伏せて臨戦態勢みたいになった。

 

シロクンがユキちゃんに飛び掛るんじゃないかと

少し冷や冷やしたけど

 

シャー! とか フーーーッ! とか、威嚇の声は出さず

シロクンは低い体勢を保ったまま

ユキちゃんの事をガン見していた。



ガン見されてるユキちゃんのほうは

シロクンから距離を取って座り

何度も目を瞑ってシロクンに挨拶をしていた。

これは、とても大事なこと。

野良猫同士では目を瞑らずに視線を合わせっ放しだと

相手に喧嘩売ってる事になるようだから。

ということで

ユキちゃんはとうとう根負けして

お船の下へと避難してしまった。



シロクンは流石だな。

流石、俺が愛する猫野郎だぜ!

よくユキちゃんをぶん殴らずに我慢したな。

まだ子猫だと言う事もあるけど

ここの港は いちおうシロクンの縄張りの一部ですから

もっとシロクンは怒っても良かったのだろうが

相手がちゃんと目を瞑って挨拶したから

シロクンは許したんだな。

シロクンは立派だ、ほんと、立派な猫野郎だよ。

ヤクザ猫なんかシロクンが挨拶したって構わずにボコボコにしてくるのに

それをしない・許す心を持っているシロクン。

俺はそんなだからシロクンが好きなんだな。






ということで

まぐろ か かつお か どっちか選べこの紳士の猫野郎が。



ということで

シロクンは かつお のほうに興味がありそうだったから

かつお あげた。






シロクンのおなかも落ち着いたようだから

いつもの漁具小屋の裏にて



うむ、シロクン、武士のような顔だな。

 

ほんとうはアレなんだぜ?

目を開けてる写真を撮りたいんだけどな。

シロクンは挨拶をちゃんとする猫だから

なかなか目を開けてるシロクンが撮れなくて困っている。

シロクンよ

デジカメのレンズは俺の眼じゃないんだぜ?

だから

レンズには挨拶しなくてもいいんだ。

ということを伝えたいんだけど

なかなかアレだな。







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