9月23日
今日は国民の祝日の日
あきぶんのひなのに.......
げんばによばれた.......
ふざけやがって!
ということで
昼から用事があるからと早引けしてやった
心は微塵も痛まない
俺の給料から考えたらいたって正当な権利ゆえ心は痛まない
ところで何の用事?
つわれたら
もちろん! 白猫に会う用事だ!
ということで
昼メシを自宅で召し上がりましてから
颯爽と車に跨り海まで
どうせ島駐車場は観光客車両で満杯だろう
ということで
徒歩でトホトホと高台を経由してトンネル向こうの集落まで下りる事にす
高台の家々の隙間から見える海
もともとは
こういう景色を見ながら路地を散策するのが好きなだけだったのに
今では白猫依存症になってしまった
白猫成分を定期的にオーバードースしないと一週間頑張れない体に
なってしもうたのや...........
俺、トキソプラズマに感染してるのかなぁ...........
ということで
こだ☆い坂を少し下ったところでシロクン発見
シロクンは反対方向を向いてニャーニャー返事している
ですから
高い所からシロクンの様子を観察してやろう
つってたら
見つかってしまったか..........
俺かどうか疑っているみたいだな
尻尾を上げてないからまだ疑っているな
ようこそシロクン 低いところから高いところまでゴクロウサマだったな
シロクンの頭の上で
ネコちゃんの牛乳をチャポチャポ振ってます
シロクンは経験豊富な野良猫さんなので
焦らしても可愛げがありません
甘える仕草も
どこか遠慮気味な感じで
家猫のように人に対して効果的な甘え方を知らない様子
俺はそういうの駄目なんだよな
犬猫でも人間でも
こういう不器用な部分を見せられると
なんていうかな
愛おしいんだよな
さて
シロクンのおなかも落ち着いたみたいだし
少し高台を散歩するか
そうすると
シロクンは俺を小走りで追い越して
このように地面にゴロゴロとする
こういう場合シロクンが俺に何を伝えようとしているかと言うと
『 これいじょう先いかんといて! 』
『 オレのなわばりちがうから! 』
『 ネコが! ネコがおそってくるかもしれないから! 』
という事を
必死で伝えようとしているらしい
それを俺が無視して
先に進んだりすると
すごく渋った顔で嫌々ついてくる
俺はたまに考えるんだけど
シロクンが俺の事を大きな猫として見ているならば
なんて猫の気持ちの分からない猫なんだろうとシロクンは思っているだろうな
おいおい! こんなところで猫メシかよ!
もっと、ほら
あっちの家と家の隙間とか
他のヤツらに見つからないところで.........
とか
まあ、他にも色々と
なんて気の利かないヤツなんだ!
と、思われているだろうな
ということで
こだ☆い坂に戻りまして
散歩後の寛ぎタイム
おやすみフムフム
そっとして置いてあげたいのは山々なんだけど
寝てる猫みると.......
寝てる猫みてると..........
うおおおお
くっそーーーーー
さわりてえぇぇええええ
なでてええええええええええええええ
ということで
シロクンは心地良くて微笑んでいるように見えるが
きっと迷惑してると思う
すまねえなシロの旦那
俺は寝てる猫をそっとして置いてあげられるような出来た猫好きじゃねえんだよ
寝猫を撫でたい欲望に押し負ける弱い猫好きなんよ
すまねえシロの旦那.........
ということで
その後
場所を移動して こだ☆い坂 の中間くらいでシロクンとゆっくり過ごす
あら? また寝ちゃうのかシロクン?
それにしても
白猫の顔を下から見上げると
眉間が険しく見えるな
ここのオデコのとこの毛の流れがアレなんかな? ちょっとゴシゴシしてみよう
少しは安らかな寝顔になっただろうか...........
ということで
おやすみフムフム
俺は帰りますよ。