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4690と38の日記

狙われたシロクンと(無理矢理に)膝の上のシロクン

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狙われたシロクンと(無理矢理に)膝の上のシロクン








2月3日






いつものように島駐車場に車を停める

たぶん前回と同じように

トンネルの向こう側にシロクン居そうなんだけど

とりあえずということで

鍵束揺らして港を端まで探してみたが

シロクンからの返事は無い

やっぱりシロクンは港には居ないようだ

ですので

港の端で踵を立ててクルッと方向転換し

島駐車場まで戻るときに

地区の掲示板にこんなのが



どうも地区の総会のときに

靴を履き間違えて帰ってしまった人が居るようだ

26㌢の靴が履き去られて28㌢の靴が残されていたようだ

あれ?

これと同じような履き間違えで困ってますという張り紙を

数年前にもここの掲示板で見た事があるような..........

まあ、なんにしても

こういう時期は靴下とか厚手のモノを履いておりますから

足の感覚が鈍いというか

そういうので同系の靴とかの履き間違えが起こりやすいのかも知れんな

な? 冬なんかなんにも良い事なんかないんだよ







ということで

そのままトンネル潜って海沿いを歩いて行くと



やっぱり前回とだいたい同じ場所に居たシロクン

 

こっちこーいシロクンこっちこーい






ということで

無事に階段下りた港のトコでシロクンと合流

 

ちょっと浜を散歩しようかシロクン

ということで

この防波堤の階段の下のトコの穴



この穴はアレだ

港に打ち上げられた流木やプラゴミなどを燃す穴なんだけど

その穴の中を覗いてみますと



なんかハギかなんかの魚がミイラみたいになっていた

ハギたちは皮が厚く頑丈なお魚なので

港などに捨てられていても

鳥などに柔らかい目玉部分だけ突かれているだけで

ほぼそのままの形で残っているのも多く見るが

まさかの対火性能もあるのだろうか?

これにジッパーなどをつけたらそのままお財布になるのじゃないだろうか?







ということで

この浜



この浜は

岩礁で守られた内海みたいな浜になっていて

あまり強い波をかぶらない自然のアレで守られている

足元の砂などを観察してみると



砕けた貝殻などの堆積物の浜になっている

砂浜と言うよりかは貝浜であります

たぶん北のウネリが3m以上くらいにならないと

波をかぶらない浜なのだろうね

ですので

こうやって小さい貝殻なども角を残した状態で残っている

頻繁に波をかぶると角などは互いに擦り合って取れてしまうもの

そういうことで

ビーチグラスなどを探すのには適さない浜だね

ビーチグラスは角が取れてビー玉みたいになったヤツが嬉しいものね










ということで

シロクンと浜散歩を楽しみまして

下りてきた階段のトコで一緒に座っていると

近所のオバサンが飼い猫を引き連れて浜に下りてきた

その飼い猫のデカイこと......... シロクンよりも一回りデカイ.........



その猫との距離およそ4m

おい.......  おい! シロクン師匠!

大丈夫なの? こんなに近づかれて!

ねえ! ねえ! シロクン師匠!



シロクン師匠の耳はそんなに倒れていないし

あまり恐れてはいない様子

し、シロクン師匠の友猫なのかな...........

つってたら

そのデカイ飼い猫は 

『 マーーーオ 』 『 マーーーーーーーオ! 』

つってシロクンに話しかけてくるじゃないの

しっ! シロクン師匠!

マーーーーーーオ! つってるぞあいつ!

喧嘩する時の猫声じゃないか!?

しかもデカイ飼い猫は距離を2mほどに詰めてきやがった!



それでもシロクンは知らん振りして俺の足元でまるまっている

飼い猫 『 マーーーーオ! マァァァァーーーーーーーオ! 』

しっ! シロクン師匠駄目だこれ!

つって

俺はシロクン師匠を抱きかかえてその場から逃走したぞ

まったく!

師匠がアホ猫だとよおおおおおお

苦労するのは弟子なんだよなああああああ






ということで

デカイ飼い猫から見えないように

港の段差部分にシロクン師匠を隠して胸を撫で下ろしていると



うわあ!

あいつむっちゃ睨んでる! シロクンあいつむっちゃ睨んでるぞ! こええーーーー












ということで

トンネルのこっち側はシロクンにとって安全圏だと思っていたが

そうでもないようだな

気をつけて野良猫生活を送るのだぞシロクン

つって

シロクンに牛乳飲ましてたら

んん!



また新たな猫が!

あれ? おまえペロニャンじゃないか?



尻尾も短いし

間違いなく猫ババアのトコのペロニャンだ

 
  
シロクンは牛乳に夢中でペロニャンの存在に気づいていない

ペロニャンもまた立派な体格でシロクンよりも若い猫ですから

喧嘩になったら大変だ

ということで

ペロニャンから見えないようにシロクンを俺の体の陰にした

そうすると

ペロニャンは前を横切って

あっちの岩場へと下りていった



あちこち匂いを嗅ぎながら歩いていって

その先の奥の断崖をのぼって姿を消した

これまでにもペロニャンは

稀に島の港にも姿を現した事があったけど

トンネル向こうのこっち側を歩いてるのは始めて見たな

そういえば

猫ババアのトコの毛長のヤツが気性が荒いらしく

ペロニャンの事を虐めるつってたので

そろそろ独り立ちして新しいスポンサーを探して回っているのかも知れないな

頑張れよペロニャン






ということで

まさかこんな人目に付かないような浜で

シロクンとは別に2匹もの猫と遭遇するとは思わなんだ

やっぱり野良猫シロクンにとって心から安心できる場所を見つけるつうのは

なかなか難しいのだなあと思いました






シロクンも無事に牛乳を飲み終わりましたので

その後、2人してぼんやりと海などを眺めておりましたが

俺はふと思いました

そういえば

デカイ飼い猫から逃走したときに

そこそこ長い距離をシロクン抱えて走ったな..........

いつもだったら長い間シロクンを抱えていると

身を捩って

『 ええい! ぶれいもの! おろせ! 』

つうのに

今日は大人しく抱えられたままになっていたな.........

いまシロクンは俺の足元に大人しくまるまっているのだけど

冷えたコンクリート地で肉球が冷たくないのだろうか?

さっきみたいに長時間(つってもほんの20秒くらいだったけど)抱えていても嫌がらぬのなら

もしかしたら..........

つって地面のシロクンを抱えあげて膝の上に乗せてみた



最初は脚を突っ張って居心地悪そうにしていたけれど

そのまま背中や頭などを撫でておると

徐々に筋肉が緩んでいくのが分かる

暫くするとシロクンは前足を折り畳んで

このように俺の膝の上で落ち着いた



あれ? すぐに嫌がって下りると思ってたのに

だって今ままでの長い付き合いの中で

シロクンが俺の膝の上に乗ってくれた事なんか1回しかなかったから

シロクンには野良猫のプライドがあって

こういうの拒否する猫と思っていたんだよ

まじかよシロクン

膝に乗れる猫だったのなら

最初からそう言ってくれてたら良かったのに!

まじかよシロクン!

つってたら

シロクンそのまま寝ちゃった..........



たまに脚が痙攣してるし

鼻息がプスープスーと聴こえてきて

どうもこれは本気で寝てるみたいだ

こんな近い距離でシロクンの寝顔を覗き込むと

なんてかわゆい.........

ああああああ

くっそ

かわいいなあああああああ

ちくしょうがあああああああ

ひええーーーー

つって

膝の上で寝てるシロクンの背中を優しくポンポンと叩いていたが

そこから30分後

膝の上はまるで湯タンポを抱いてるみたいに温かいんだけど

足の指が冷え切って痺れてきた

それに

尻の肉が麻痺して壊死しそう!

さらに

長時間 膝を閉じて座ってるのがこんなにキツイとは!

煙草なんかもズボンのポケットに入れてたから

それ取り出すとシロクン起きちゃうだろうし我慢してた

あああああ

なんだこれ

幸せなんだが辛い!

辛いが幸せ!

なるほど! なるほどなああああ!

猫を膝の上に抱くつうのは

幸せだが辛いのか!

なるほど! なるほど!

ということで

たっぷり1時間ほど

このクソ寒い中でシロクンを膝の上に乗せて幸せで辛い時間を味わった日でありました。











 
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